私たちは中枢神経系の標本作製方法を普及しています
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中枢神経系の染色の基本
標本をつくる
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グラスコーティング
Q&A
動画でまなぶ一覧
① 固定
② 水洗
③ 切り出し
④ 番号付け
⑤ 脱水
⑥ 脱アルコール
⑦ パラフィン浸透
⑧ パラフィン包埋
⑨ 台木につける
⑩ 薄切
小型ブロック
大型ブロック
⑪ 脱パラフィン & 浸水
⑫ 染色
HE染色
ニッスル染色
LFB染色
KB染色
ウェルケ染色
ボディアン染色
ホームズ染色
ホームズ染色(改変)
GB染色
ホルツァー染色
マルキー染色
ベルリン青染色
コッサ染色
アザン染色
トリクローム染色
EV染色
免疫組織化学染色
酵素抗体法
蛍光染色法
核染色
メセナミン銀染色
⑬ 脱水・透徹・封入
⑨ 台木につける
パラフィンに包埋した組織片をミクロトームで薄切するために、パラフィンを適当な大きさに切って台木につける。
方法
一つの包埋皿で複数個の組織片を包埋した場合、組織片を一つ一つ切り離す。
電気焼きごてで組織片の間に直線の溝をつけて割る。
一つずつ切り離した後、組織片の周囲のパラフィンをナイフで削り組織片の周囲5mm〜1cmほどの幅にパラフィンを残す。この際、ミクロトームの刃があたる右上角部のパラフィンは少し多めに残しておくと薄切しやすい。
※ここで削りとったパラフィンは回収して溶かし再生パラフィンとする。
ブロック底面のパラフィンもナイフで削り平になるようにする。
ブロックに標識番号を油性ペンで書き込む。
スライドガラスに収まるように組織周囲のパラフィンをナイフで削る。
組織片のサイズに適した台木を選び、台木に組織片についた番号を記入する。
電気焼きごてで台木につける面をなでて少し溶かし、台木に押し付ける。
パラフィンと台木の接するあたりを焼きごてでなでつけて、しっかりと固定する。
台木に付着した余分なパラフィンをナイフでこそげ落とす。
完成
大きなブロックは台木につけない。薄切する度に台木につけ、薄切終了後に台木から取り外す。
ブロックの裏側にマジックペンで標識番号を記入する。