染色後に非水溶性封入剤を用いて封入する場合に行う一連の操作。
低濃度のエタノール槽から段階的に100%エタノールの槽に移すことにより、組織中の水分をエタノールと置き換える。
それぞれの液に2〜3分ずつ入れる。
| 1 | 70%エタノール |
|---|---|
| 2 | 95%エタノール |
| 3 | 100%エタノール I |
| 4 | 100%エタノール II |
| 5 | 100%エタノール III |
脱水後、組織中のエタノールをキシレンに置き換えるために行う。この操作により組織は透明になり、検鏡に適した標本となる。
それぞれの液に10分ずつ入れる。
| 6 | キシレン I |
|---|---|
| 7 | キシレン II |
| 8 | キシレン III |
| 封入 |
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次の液に移す際に良く液を切ることは大事であるが、液切りに時間をかけすぎると空気中の湿気がスライドグラスに付着しバット内に水が混入することになる。従って、液切りは手早く行い素早く次ぎの液に切片を移すことが肝心となる。液はすぐに汚れるが、液を頻繁に交換すれば良い。
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