組織に薄切可能な硬度を与えるために組織にパラフィンをしみ込ませる。
※ パラフィンは融点が高いものほど硬くなるため薄く切ることができるが、ブロックはもろくなる。そこで硬パラフィンに再生パラフィンをまぜることで粘性を出す。
硬パラフィン(融点56〜58℃) | 再生パラフィン |
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硬パラフィンと再生パラフィンは60℃溶融器内で常に溶けた状態にしておく。 | |
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60℃溶融炉 | |
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60℃溶融炉に硬パラフィンと再生パラフィンを等量ずつ注ぎ入れる。 | |
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使用液 | 組織のサイズ | ||
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大 | 中 | 小 | |
パラフィンⅠ | ○ | ○ | ○ |
パラフィンⅡ | ○ | ○ | ○ |
パラフィンⅢ | ○ | ○ | ○ |
パラフィンⅣ | ○ | ○ |