東京都職員表彰(知事表彰)、福祉保健局長賞をいただきました

平成28年2月8日(火)、都庁へ行って参りました。午前中は福祉保健局長賞の表彰式、午後3時からは、東京都職員表彰(知事表彰)の表彰式に出席してきました。

午前11時からの福祉保健局長賞の表彰式では、受賞者を代表して挨拶をさせていただきました。午後3時からの知事表彰では、1時半から入念なリハーサルがあり、30分前からは報道各社のテレビクルーが大きなデレビカメラを抱えて大挙して来場するなど、ピリピリドキドキの雰囲気でした。

受賞の対象は、職務発明というカテゴリーの「世界をリードする脳神経病理データベースの構築」であり、受賞者は、筆者単独となっていますが、チームキアズマを中心に、データベース関係スタッフのご尽力の賜物です。皆様ありがとうございます。

このデータベースは、医学研の前身である東京都神経科学総合研究所・臨床神経病理研究部門が長年作成してきた貴重な病理標本をデジタル化したものであり、乳幼児期から老年期までに発生する、ほぼすべての神経疾患の病理画像データ集となっています。これらのデータは、インターネットで閲覧することができ、さらに、視野の移動や拡大・縮小がモニター上でできる仕組みが組み込まれています。

これまでに都立病院、公社病院、監察医務院のドクターの自己研鑽、医学部での病理実習、医療系学部での講義などでリモートから利用していただいています。

今後、ライセンスを取得して、知財活動にも寄与してゆきたいと考えていますので、これからもさらに頑張って参ります。