びまん性星細胞腫の亜型はWHO第4版(WHO 2007)では3種類(原線維性星細胞腫、原形質性星細胞腫、肥胖細胞性星細胞腫)分類されていたが、WHO改訂第4版(WHO 2016)では肥胖細胞性星細胞腫, IDH変異型のみが残った。肥胖細胞とは好酸性の細胞体を特徴とし、肥胖細胞型の腫瘍細胞が20%を超える場合には本亜型の診断とする。MIB-1 indexは5-10%程度。他の亜型と比べて浸潤性の性格が強く、anaplastic astrocytomaへ悪性転化しやすい。WHO grade II。
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