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CNS細胞病理 WebMicroscopy

神経細胞
アルツハイマー神経原線維変化
老人斑
平野小体
ピック球
レビー小体(脳幹型)
皮質型レビー小体
異型神経細胞
風船様細胞
ネグリ小体
ポリグルタミン核内封入体
石灰化
好塩基性封入体
ALS-Dの封入体
スケイン
ブニナ小体
アクロマジア
レビー小体型硝子様封入体
ラフォラ小体
神経突起
スフェロイド
異栄養軸索
カクタス
ヒトデ小体
エンペティーバスケット
トルペド
グルモース変性
レビーニューライト
ニューロピルスレッド
アストロサイト
房状アストロサイト
肥はん型アストロサイト
ローゼンタル線維
サイトメガロウイルス封入体
イソモルフィックグリオーシス
ベルクマングリアの増生
シャスラングリオーシス
アニソモルフィックグリオーシス
アストロサイト斑
異型アストロサイト
類でんぷん小体
オリゴデンドログリア
グリア細胞質内封入体
JCウイルス封入体
グリアコイル小体
嗜銀性スレッド
マクロファージ
エイズ白質脳症の多核巨細胞
グロボイド細胞
脂肪顆粒細胞
鉄顆粒細胞
神経貧食現象
ラングハンス巨細胞
髄鞘病変
一次的髄鞘破壊(脱髄)
二次的髄鞘破壊
軸索障害
順行性変性(ワーラー変性)
逆行性変性と順行性変性
グルモース変性

アルツハイマー神経原線維変化(Alzheimer’s neurofibrillary changes)

アルツハイマー病を初めとする認知症疾患や正常加齢現象として神経細胞内にリン酸化タウ蛋白の不溶性の蓄積が起き、異常線維形成として蓄積されたものである。嗜銀性を有し、形態な形容として火炎状(flame-shaped)、渦巻き状(globose-shaped)、あるいは細胞内、細胞外などが区別されて表現されることがある。加齢や認知症疾患だけでなく、亜急性硬化性汎脳炎(subacute sclerosis pancencephalitis)、周産期脳障害の後遺症、ニーマンピック病C型(Nieman-Pick disease type C)の年長例、頭部外傷遷延例(ボクサー脳)などでも出現する。

HE染色

ヘマトキシリン・エオジン染色:好酸性に染色され、比較的光沢のあるような線維の束として観察されるが、古いものは好酸性を帯びてくる。

ボディアン染色

ボディアン染色:強い嗜銀性を呈するので、HE染色よりは識別しやすい。

リン酸化タウ染色

リン酸化タウ染色:構成成分であるリン酸化タウ染色で明瞭に染色される。

ガリアス染色

ガリアス・ブラーク染色:黒色に明瞭に染色されるので、検出が非常に容易である。しかし、ガリアスーブラーク染色で染色されるものがすべてNFTであるわけでないので注意を要する。


HE染色

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ボディアン染色

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リン酸化タウ染色

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ガリアス染色

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