私の急な方向転換についてきてくれたスタッフには、本当に、感謝してもしきれない気持ちでいっぱいです。今のところ英語版EBA&Nは、Digital Pathology Association、International Academy of Pathology、International Congress of Neuropathologyのウェブサイトで、神経病理のeラーニングアーカイブとして紹介されるに到りました。今のところ多くの海外研究者やドクターへのアカウント発行をしており、今年中には1,000件のアカウント発行を見込んでいるところです。
10年くらい前に、このデータベースを学会や研究会で満を持してお披露目したとき、多くの参加者から、『先生のデータベースは、気がついたら、自分たちは第1コーナーを周りそうなときに、第4コーナーをつっ走っているところを見せつけられているようなもんですよね』と言われたことがあり、それはそれで、そうだろ?と思っていたのですが、今の心境としては、本当の真剣勝負レースの、スタートの掛け声「On your marks (位置について)」を聞いている瞬間のような気がしています。勝負はこれからです。