2019/10/09

☆神経病理クルズス

Tweet ThisSend to Facebook | by 新井 信隆
今年の春から、昼休みに約30分、ランチョンOKで神経病理クルズスという、医学研の職員向けのクローズドなレクチャーを行っています。8月は夏休みでしたが、おおよそ、月に2回、やってきました。他ではなかなか聴けない、シリーズ物としてはけっこういい感じのレクチャーではないかと自画自賛していますが、果たしてどうでしょうか。

クルズスとは、ドイツ語で「(小さな)勉強会」を意味しています。あえてドイツ語を使わなくてもいいのですが、医学部や病院の医局では、よく使う言葉で、クルズスというと、敷居の高くない少人数の勉強会、というようなものを表しています。

ちなみに、明日第9回は「頭部外傷」です。脳挫傷はもとより、びまん性軸索損傷、揺さぶり症候群、慢性外傷性脳症、軽度外傷性脳損傷など、病理学的側面から、また、行政用語としての名称まで、現状認識について概説します。

「神経病理解析室」のウェブサイトで、過去物のビデオを公開しています(音声がいまいちの時もありますがご愛嬌で)。毎回の解説はラボの小島さんが書いてくれています。
https://neuropathology.jp/kursus/report.html#20190918

もう少し溜まったところで、神経病理解析室のリポジトリービデオ作成のために、もう一度、無人でレクチャーしなおして、完成度の高いコンテンツ集として編集する予定です。




併せてこちらもご覧ください!
https://pathologycenter.jp/kiasma/neurohistotechnology-blog/
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