1879年にスタージ(Sturge)が、1923年にウェーバー(Weber)が記載したものである。生来の顔面における三叉神経領域のポートワイン血管腫、半身麻痺、てんかん発作、精神発達遅滞が特徴である。緑内障、牛眼などの眼症状を呈することもある。大脳は萎縮し、石灰化も生じる。脳表面には静脈性の血管腫が形成される。軟膜に黒色腫(melanoma)が発生することもある。