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本気で中枢神経の疾患病理を学ぶ
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循環障害/アミロイド血管症

てんかん外科病理関係/スタージウェーバー症候群

頭部外傷/脳幹部損傷(中脳)

頭部外傷/慢性硬膜下出血

タウオパチー/皮質基底核変性症

脳形成異常/多小脳回

多小脳回

脳表面の観察では、あたかも小さな脳回が多数存在しているように観察されるが、組織学的には分子層(第1層)が皮質深部に深く陥入し、脳回を複雑に分離している。大脳皮質の神経細胞の層構造の異常のパタンは2つある。ひとつは、まったく層構造が認められないもので(unlayerd type)、神経細胞の移動が終了する前の胎生12〜17週の時期の障害と考えられている。もうひとつは、4層程度の層構造を認めるもので、胎生18〜24週の障害と考えられている。大脳のみならず小脳にも発生する。原因は胎生期のウイルス感染などの外因から、遺伝子異常による場合など、様々である。

  • 小さな凸凹が多数
  • 大脳皮質に細かな紋様
  • 小葉の脳回が不整
  • 大脳皮質がまだら様になっている。(KB染色)
  • 分子層が皮質深部に陥入して、一方、有髄線維が皮質浅層まで伸びていて、結果として細かに分離しているように見える。(KB染色)