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本気で中枢神経の疾患病理を学ぶ
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タウオパチー/アルツハイマー病

シヌクレイノパチー/パーキンソン病

神経皮膚症候群/結節性硬化症

循環障害/脳梗塞(基底核・島回)

非ウイルス性感染症など/結核性髄膜炎

ウイルス性感染症など/サイトメガロウイルス脳炎

その他の代謝異常・中毒など/ラフォラ病

頭部外傷/脳挫傷

てんかん外科病理関係/海馬硬化

運動ニューロン疾患/筋萎縮性側索硬化症

頭部外傷/脳挫傷

脳挫傷は脳に鈍的な外力が掛かった時に生じる脳の局所性の破壊性病変である。このような外圧のかかり型の場合、一般に鈍的頭部外傷(blunt head injury)と称する。外傷の程度にもよるが出血、浮腫、壊死のプロセスを経て、反応性組織所見が惹起され、瘢痕化に至る。陳旧性の脳挫傷では脳表組織の破壊とグリオーシス、ヘモジデリン沈着などが認められる。

外力が加わった頭部の直下の脳挫傷はクー(coup)型の挫傷といわれ、一方、外力が加わった方向の向こう側に生じる挫傷はコントラクー(contracoup)型の挫傷と言われる。前頭部に外力が加わったときに、前頭葉に挫傷が生じるのが前者で、後頭葉に挫傷が生じるのが後者のパタンである。もちろん、両者とも同時に障害されることもあり、クー・コントラクー(coup-contracoup)型と言う。

  • 挫傷により組織が欠損している
  • 挫傷により組織欠損になっている(HE染色)
  • 挫傷により組織欠損になっている(KB染色)