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本気で中枢神経の疾患病理を学ぶ
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タウオパチー/アルツハイマー病

シヌクレイノパチー/パーキンソン病

神経皮膚症候群/結節性硬化症

循環障害/脳梗塞(基底核・島回)

非ウイルス性感染症など/結核性髄膜炎

ウイルス性感染症など/サイトメガロウイルス脳炎

その他の代謝異常・中毒など/ラフォラ病

頭部外傷/脳挫傷

てんかん外科病理関係/海馬硬化

運動ニューロン疾患/筋萎縮性側索硬化症

てんかん外科病理関係/海馬硬化

側頭葉てんかんでは海馬が萎縮し、海馬硬化(hippocampal sclerosis; HS)、あるいは、アンモン角硬化(Ammon's horn sclerosis)と言われる。萎縮しやすいのは、CA1、CA3、CA4であり、神経細胞の脱落、グリオーシスを認める。CA2は比較的保たれる傾向にあり、病気初期においては、海馬支脚はほぼ完全な正常像を保つ。歯状回顆粒細胞層では、様々な程度の神経細胞(顆粒細胞)の脱落を認める。層の幅は広がり神経細胞(顆粒細胞)がばらけて存在するような現象を解離(dispersion)と言う。一見、2層に分離しているように見える場合は二層化(duplication)と言う。

  • CA1が比較的限局性に萎縮している。KB染色
  • CA1が比較的限局性に萎縮している。顆粒細胞は脱落している。KB染色
  • 海馬支脚以外の海馬領域に強いグリオーシスを認める。ホルツァー染色
  • CA1領域のシナプス関連蛋白が著明に減少している。シナプトフィジン染色
  • 顆粒細胞層の幅が広くなり上下に乖離している。顆粒細胞の減少(脱落)も認める。KB染色
  • 顆粒細胞層の幅が広くなり上下に乖離している。KB染色
  • 顆粒細胞層の幅が広くなり、一部の細胞が上下に乖離している。KB染色