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本気で中枢神経の疾患病理を学ぶ
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タウオパチー/アルツハイマー病

シヌクレイノパチー/パーキンソン病

神経皮膚症候群/結節性硬化症

循環障害/脳梗塞(基底核・島回)

非ウイルス性感染症など/結核性髄膜炎

脳梗塞(基底核・島回)

脳梗塞は脳の血流の障害により脳実質が壊死に至った状態を総称している。血流の障害の原因は様々であり、以下のように大きく分類される。

脳血栓症(cerebral thrombosis)

動脈の粥状硬化の部分や血管分岐部、動脈瘤付近に血栓が形成され、それが大きくなりその部位で血流を遮断するか、あるいは、そのような血栓が剥がれより遠位部の血管を塞ぐことにより生じる脳硬塞は脳血栓症と呼ばれる。また、非細菌性血栓性心内膜炎(non-bacterial thrombotic endocarditis)では心内膜炎による血栓が心内で形成されたり、心房細動による血流の停滞が血栓形成を促進し、それらが栓子となる場合も多い。

脳塞栓症(cerebral embolism)

動脈内が何らかの物質で閉塞することを脳塞栓といい、そのような物質を栓子という。栓子にはいろいろな種類があり、上記の血栓はその代表であるが、その他、骨折によって血液中に混入した脂肪細胞や骨髄細胞、潜函病で血液中に発生する窒素ガス、悪性腫瘍の細胞、寄生虫などが栓子となることがある。

  • 島回を中心に軟化している
  • 脳梗塞(基底核・島回)