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本気で中枢神経の疾患病理を学ぶ
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タウオパチー/アルツハイマー病

シヌクレイノパチー/パーキンソン病

神経皮膚症候群/結節性硬化症

循環障害/脳梗塞(基底核・島回)

非ウイルス性感染症など/結核性髄膜炎

ウイルス性感染症など/サイトメガロウイルス脳炎

その他の代謝異常・中毒など/ラフォラ病

頭部外傷/脳挫傷

非ウイルス性感染症など/結核性髄膜炎

結核筋による髄膜炎で通常の化膿性髄膜炎とは多少病変の部位や性質が異なる。主たる病変部位は脳幹部などに近い脳底部である。結核菌による炎症では肉芽腫性の病変を作る傾向があり、結核結節(tuberculoma)と言われる。内部はチーズのような様相を呈し乾酪壊死といわれ、その周辺には類上皮細胞の浸潤が見られる。チールニールゼン(Ziel-Neelsen)染色のような抗酸菌染色で結核菌が証明されれば確定診断がつく。結核性髄膜炎の場合は、血管内皮の炎症性変化により肥厚し循環障害を起こしやすい傾向がある。脳底部を冒しやすいことから、脳室系の流れを塞ぎ、水頭症を引き起こし重篤な後遺症となる場合がある。

  • 脳底部が石灰化
  • 脳底部が石灰化
  • 中脳が石灰化
  • 脳幹に結核結節(KB染色)
  • マクロファージが融合したラングハンス巨細胞を認める(HE染色)
  • 乾酪壊死巣が形成されている(HE染色)
  • 類上皮細胞の棚状配列を認める(HE染色)