延髄の下オリーブ核、中脳の赤核、小脳の歯状核を結ぶ線維が形成する三画(ギランモラレーの三角)のどこかの障害により、下オリーブ核全体は腫大し、周りの髄鞘も破壊されるので、大きな白い塊として観察される。下オリーブ核仮性肥大といい、神経細胞の突起はとぐろを巻いたような変化を呈する(糸球体構造)。